本町2丁目には、個性あふれるお店がたくさん。編集部でピックアップしたお店を紹介します。
ショッピングも食事も美容も、本町2丁目で!
HERZ
進化する正統派の鞄(かばん)
あこがれのHERZ製品
愛宕上杉通、通称銀杏坂。ここで鞄を制作販売するHERZ(ヘルツ)。店内には革製品独特のにおいが広がり奥は工房になっています。陳列棚には、大小さまざまな財布から重厚感のあるビジネスバックやリックまで。色合いもニュアンスがあって、購買意欲がくすぐられるオリジナル製品が並びます。
店長の清水さんは「作り手ひとりひとりが、一から責任をもって一つの鞄を作り上げています。同じデザインでも、作り手の個性が光るただ一つのオリジナル製品です」と話します。
HERZで扱う材料の革は、タンニンなめしのオリジナルレザー。革の産地として知られるイタリア・トスカーナ地方のタンナー(革を作る職人)さんとHERZスタッフさんが、厳選し、こだわり抜いた逸品だけを使用しています。
「鞄は道具です。だから機能性のあるデザインがとても大切。作り手と販売スタッフが協力して練り上げたアイディアを形にしています。店内で販売スタッフが直接いただくお客様の声は、アイディアの原点になりますね」と。
お店で一から作っているから、修繕してもらえるのも嬉しいことで、そこがHERZ商品のすごいところです。使い込んだ革の趣こそが持ち主のステイタス。それがHERZ製品はできるんです。一生ものの鞄を探してお店をのぞいてみてはいかが。
ちなみに、清水さんが銀杏坂に面した場所に店を構えた理由は、ロケーションの良さ。四季の移ろいを見せてくれる本町の銀杏並木の美しさに惚れ込んだからとのことでした。
定 休 日:第3火曜、毎週水曜・木曜
営業時間:12:00~19:00
住 所 :仙台市青葉区本町2-10-33
TEL :022-395-7461
H P :https://www.herz-bag.jp/
S N S :インスタグラム(@herz_bag)
3DAYS
アメリカンヴィンテージ「ファイヤーキング」なら
本町2丁目の「3DAYS」へ!
昨年11月、ファン待望のリニューアルオープンとなった「3DAYS」。「週末3日間をワクワク楽しんで欲しい」という思いを詰め込んだネーミングには、ほっこりしてしまいます。アメリカンヴィンテージに惚れ込んだオーナーの加藤さんが、1997年に本町にオープンして27年目。当時は、仙台で本格的にヴィンテージ家具や食器、暮らしの空間雑貨を扱うお店はまだまだ珍しかった時代です。
店長の東海林さんは「私もアメリカンヴィンテージが大好きで、3DAYSの店長になっちゃいました」とにっこり。東海林さんはアメリカの映画でファイヤーキングのマグカップを目にし、それ以来あこがれの一品になったそう。アメリカで直接買い付けをする3DAYSのイチオシは、なんといっても「ファイヤーキング」のシリーズです。1940~60年代のマグカップや、淡いグリーンの色合いとレトロなフォルムに心惹かれるレストランウエアシリーズなど、ファイヤーキングコレクターにとってはたまらない食器が勢ぞろい。
その他、ミッドセンチュリーのアンティーク家具や、デザインがステキ面白い照明器具など、今では手に入りにくいアメリカンアンティークのお宝が、店内いっぱいに並びます。
「商品を手に取って、その良さを実感して欲しいですね」と東海林さん。インスタやHPをチェックして気になったものがあったら、ぜひぜひ本町2丁目の「3DAYS」まで足を運んでくださいませ! そのほか雑貨類など、ちょっとしたプレゼントにも使えるものもありますよ~
定 休 日:水曜
営業時間:12:00~19:00
住 所 :仙台市青葉区本町2丁目9-7
TEL :022-211-6588
H P :https://colorstown.biz/shop/3d/index.html
S N S :インスタグラム(@3days_sendai)
BISTORO Ľégalité(ビストロ レガリテ)
王道をカジュアルに。
フレンチレストラン「ビストロ レガリテ」
大郷町の羊、志津川町の豚、岩手県大船渡市の鹿…。のびのびと飼育された地域の美味しいお肉でおもてなしする、フレンチレストラン「ビストロ レガリテ」。オーナーシェフの鎌田純一さんは「魚介類は、荒浜の魚や石巻のホヤ、加美町中新田の鮎などなど。野菜も蔵王町など県内の農家さんと契約した直送の材料です」と加えます。鮮度バツグンの旬の食材を使い、味わいはもちろん目も心も満たしてくれる幸せな一皿。「たくさんの人に王道のフレンチを味わっていただきたいですね」という思いで、手を抜くことなく丁寧につくり上げてきました。学生時代から慣れ親しんだ本町にお店を構えたのは8年前のこと。昨年12月から、店内を拡張し新たなスタートを切りました。
リノベーション後の雰囲気は重厚感がありながら居心地のいい、ゆったりした空間です。
「本町は穏やかで、ちょっぴりゆる~い雰囲気が、自分に合っているような気がします。お客さまは、ご自身のお気に入りのお店を目指し、わざわざ足を運ばれる方々が多いです」。鹿や鴨などを扱うジビエ料理について、「もともとフレンチではスタンダードな食材です。改めてジビエというよりフレンチの一品なんです」と。
堅実に美味しいものを提供してくれ、空間も楽しめる「レガリテ」。5000~6000円ほどで十分楽しめるフレンチなので、気軽に訪れたいお店です。タイミングが合えば著名な方々と遭遇するかも(笑)
定 休 日:月曜日(基本的に)
営業時間:17:00〜24:00(L.O. 23:00)
住 所 :仙台市青葉区本町2丁目9-2 本町エンドウビル2F
TEL :022-724-7730
S N S :インスタグラム(@bistrolegalite)
レミーズキッチン
キッチンカーのようにカジュアルな雰囲気
純欧風カレー&ドーナツの専門店
錦町公園のすぐ近く、本町の裏路地にあるカレーとドーナツの専門店「レミーズキッチン」。昨年4月にプレオープン以来1年近く、正式には未だオープンしていないとのこと。オーナーシェフの前原浩明さんは、「まだまだ試行錯誤しています」と苦笑い。でも既に知る人ぞ知る、本町の人気店のひとつになっています。
提供するカレーは6種類。オープンの原点となった「ミックススパイスの骨付きチキンカツカレー(¥1,350)」をはじめ、インパクトのある味わいの「スイートワイン2段煮込み牛スジ肉カレー(¥1,100)」などなど。通り過ぎてしまいそうな裏路地にあるのに、レミーズキッチン・ファンは着実に増えています。
カレーだけでなく、お土産としても評判の「木もれ日ドーナツ(¥260~)」。さらりとした風味をつくるオーガニック・パームオイルの揚げ油にまで心を配り、手づくりの温もりが感じられる一品です。トッピングは、メープルバターやイチジクのワイン煮など8種類。季節やお店の状況で作るそうなので、食べたいドーナツが手に入ったらラッキー!なんです。
純欧風カレーと手づくりドーナツ、街の喧騒を離れてゆっくり召し上がってみては。テイクアウトもOKです。
定 休 日:月曜
営業時間:11:00~21:00(L.O. 20:30)
住 所 :仙台市青葉区本町2丁目12-25 1F(ビル裏側通路を入って奥、黒板が目印)
TEL :022-265-7373
H P :https://www.remmyskitchen.com/
S N S :インスタグラム(@remmys_kitchen_official)
氏ノ木2(シノギ)
アジを食べ尽くす。
ビールとアジフライで夏を満喫。
この7月、3周年を迎えた「氏ノ木2」さん。
和食から洋食までなんでもいただける氏ノ木ですが、名物はなんといっても「究極のアジフライ」。だれもが注文する超人気メニューです。ふっくらカリっとしたアジフライ890円は、6カット一皿。2人でシェアする方々が多いそうですが、中には1人でペロリと召し上がる方も。
盛り付けられたアジフライがお座布団にしているのは、アジの骨せんべい。干した後、パリッと素揚げしたうま味バツグンの逸品です。
ところで、カウンター上の額には「俺たちはアジフライだけじゃない」の元気な筆文字が(笑)。料理長は以前、洋食屋さんで腕をふるっていて、ハンバーグや濃厚カニクリームコロッケなどの洋食メニューもお手のものです。アジフライと同じぐらい注文の多いポテサラが美味しいのも納得です。
日替わりの品書きは、旬でその日の美味しい食材を使った品々が並びます。アジフライにぴったりの生ビール650円や、東北6県はもちろん日本全国の地酒は一律グラス一杯590円。
仕事帰りや友人との大切な時間に、室内だけでなく屋外のカウンター席でも、ゆったりした時間が過ごせます。誘い合わせて訪れてみてはいかが?
住 所 :仙台市青葉区本町二丁目17-1
TEL :022-226-7141
営業時間:平日17:30~24:00
土・日・祝日17:00~24:00
定 休 日:水曜、第2・4火曜日
S N S :インスタグラム(shinogi0722)
島川美術館
本物を前に、ドキドキが止まらない!
こんな身近に、圧巻の美術品
写真で皆さんにご紹介した作品の他にも、東山魁夷や平山郁夫の絵画、北大路魯山人の器やガレのランプなど、歴史や美術の教科書で、だれもが一度は目にしたことのある貴重な美術品を収蔵する「島川美術館」。2013年7月、蔵王町に開館した「エール蔵王 島川記念館」が、2019年3月に仙台市の本町2丁目に移転開館、「島川美術館」としてお披露目されました。
島川美術館では、ジャパンヘルスサミットの島川隆哉社長が長年蒐集してきた、日本画や洋画、樂茶碗・陶磁器・西洋ガラスなど、さまざまな分野から900点を超えるコレクションを、企画展示しています。
開館するのは春と秋の2シーズンのみ、それぞれ約2ヵ月間の期間限定です。ちょうど今は、「花・華の展覧会」を開催中(6月19日・日曜まで)。森本草介が精密に描く、限りなく清楚でどこまでも妖艶な女性の姿。絵画を目前にすれば、その世界観に圧倒されてしまいます。同館内には、著名な作家の手による花々の絵画や器が彩を添え、まさに“花と華の饗宴”。
このチャンスを逃すと、同時期に同じ作品に出会える機会はなかなかないかもしれません。
今回の展示期間はあとわずか。仙台駅から徒歩15分ほどの、本物との出会い。ぜひ皆さんも足を運んでみてはいかが?
■開館時期は春と秋の期間限定なので、
島川美術館のHPでご確認を。
・横山大観「霊峰不二」
水墨画や大和絵に西洋絵画の技法を取り入れ日本画の近代化を図り、多くの功績を残した巨匠の代表作。
・青木 繁「海」
神話や文学、海などをテーマに浪漫主義的作風を展開し、28歳の若さで夭折した未完の天才画家の代表作。
・岸田劉生「麗子像」
5歳の愛娘・麗子さんを、水彩とパステルなどを用いて描いた岸田劉生の代表作。
・森本草介「窓辺」
肌の質感、頭髪の一本一本まで精密に描く卓越した描写力。現代における写実表現第一人者の代表作。
住 所 :仙台市青葉区本町2丁目14-24
T E L :022-214-7080
開館時間 :10:00~17:00(入場は16:30まで)
開館時期 :春と秋に約2ヵ月間の期間限定
休 館 日 :毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)
H P :www.shimakawa-museum.jp
味噌汁カフェ 隠れ家いつき
カラダが本当に喜ぶこと、はじめてみませんか?
2020年7月にオープンした手作り無添加せっけん販売の「味噌汁カフェ 隠れ家いつき」。
肌荒れなど様々な悩みを抱える方に、安心して使っていただけるようにと無添加せっけんを提供します。優しさをカタチにしたようなせっけんは、長年愛用するファンも多いとのこと。
「お肌のケアを行っても、カラダは食べたものでできています」と話すのは、店主の樹美千子さん。しっかりした食事で内側からもキレイにと、野菜たっぷりのお味噌汁を、カフェスペースで食べられるのも嬉しいですね。一汁一菜ランチ(800円 税込)は、樹さんの地元(岩手県遠野市)で仕込んだ無添加の味噌を使った、こだわりの一膳です。具だくさんのお味噌汁は、野菜の味を活かした優しい味わい。玄米好きな方が、インスタグラムの投稿をみつけて訪れることも多いようですよ。
カフェスペースには、「ひと言 頂けたらうれしいです」と表紙に書かれた1冊のノートが置かれています。「カラダにしみる」「いつきさんのお味噌汁を食べる会」など、お味噌汁に癒されたお客さまの素直な感想がぎっしりつまっています。
カラダが芯から暖まるお味噌汁を味わって、ひとこと感想をノートに書いてみてはいかがでしょうか?
住 所 :仙台市青葉区本町2-17-1 Nビル102
TEL :090-3753-1840
営業日 :第2・4 土、日、月、火曜日の営業
H P :https://itsuki-hideout.jimdofree.com/
S N S :@tono_kakurega_itsuki
本町焼肉DATENARI
看板メニューの生ユッケを、上質な空間で。
お店の外壁に描かれたユニークなイラストが目印の本町焼肉DATENARI。2021年2月にオープンしたばかりです。
軽やかなBGMが流れ、間接照明のやわらかな光が店内を照らします。ゆったりとした空間には、席ごとに飛沫拡散防止のアクリルボードを設置。こんな時期だから、無煙ロースターを使って、約3分半で客席全体の空気が入れ替わり、安心してくつろげる空間がうれしい。
魅力は、なんと言っても新鮮なお肉。精肉加工会社が運営するお店なので、上質なお肉をいつでもいただけます。「おすすめの生ユッケは、ぜひ一度召し上がっていただきたいです。」と話すのは、店長の伊勢淳哉さん。温度管理を備えた専用の調理室を完備しているので、新鮮な「生ユッケ」を提供できるとのこと。ランチは1,650円(税込)から。ディナーは、個別注文からコースまでをご用意。
「今は社会全体の動きが鈍くなっていますが、本町はもっと活気がある街。街にもっとたくさんの方が来てもらえるように、貢献できることを考えていきたい」と伊勢店長。
数ある仙台のお店の中でも「生ユッケ」が食べられるのは、わずかに数件とのこと。ゆったりとした空間で、美味しいお肉を満喫してみてはいかが?
住 所 :仙台市青葉区本町2丁目6番32号 HANG OUT 1F
TEL :022-796-3986
営業時間:11:00~15:00(LO.14:00) 17:00~20:00(LO.19:00)
※2021年4月5日~5月5日の期間は、まん延防止等重点措置の為、時短営業。
休 日 :年末年始
H P :https://datenari-honcho.com/
S N S :インスタグラム(datenari_honcho)
Pool(プール)
親身なカウンセリングで、特別なひとときを。
2020年9月にオープンのヘアサロン「POOL(プール)」。
グレーを基調にナチュラルなカラーで統一した店内は、まるでオシャレなカフェのような印象です。
1階は5席、2階は6席とゆったりとした空間。密にならないよう、予約に応じて階ごとにお客さま分散する配慮を行っています。シャンプー台も各階独立で完備しているので、お客さまの移動を最小限にする気配りもうれしいですね。
「私たちがいちばん大切にしているのは、親身になって希望を伺うことです」と話すのは、店長の熊谷望さん。特にカラーリングは、お客さまの思いが強いので、とことん相談にのってくれるとのこと。髪の状態をよく把握したカラー選びを大切に、ダメージをおさえながら「なりたいスタイル」を叶えます。
カット・カラー・トリートメント・炭酸スパで「7,000円(税込)※新規の場合」から。予約は電話とホームページで受付とのこと。
透明感のあるヘアスタイルを、POOLで叶えてみてはいかがでしょうか?
住 所 :仙台市青葉区本町2-8-8
TEL :022-398-6653
営業時間:
月~金 11:00~21:00(最終受付 20:00)
土曜日 10:00~20:00(最終受付 19:00)
日・祝 10:00~19:00(最終受付 18:00)
※最終受付時間から1時間後までに終わるメニューで受付。
休 日 :月曜日
H P :https://beauty.hotpepper.jp/slnH000500718/
S N S :インスタグラム(kuma_book_)
Beetle natural(ビートルナチュラル)
確かな提案力で、『新しいワタシ』に出会えるサロン
ドアを開けると、清潔感いっぱいの壁に温かみのある天然木の床。お隣りを気にせず、リラックスできる空間が広がります。ここは、今年4月1日、本町にオープンした『Beetle natural(ビートルナチュラル)』。美容室とまつげエクステが併設されたサロンです。
「お客さまひとりひとりに寄り添った、少人数ならではの提案力を感じていただきたいです」と話すのは、店長の髙橋竜一さん。ヘアサロンを訪れるのは、髪質に悩みが増え始める20代後半以降の女性が多いとか。いちばん人気のメニューは、髪質改善トリートメント「サブリミック」。弱酸性の薬剤を使用し、髪の毛を優しくケアしながら美しい髪を取り戻していきます。また、オイルで髪を染める「イノア」は、カラー剤特有の匂いも気にならずに傷みにくいそう。お店オリジナルのシャンプーとコンディショナーも販売しています。サロンと同じ仕上がりが、自宅で簡単に手に入るのも嬉しいですね♪
一方、まつげサロンスタッフの中奥菜々子さんは「人によってまつげの生え方や毛質、目の形で施術方法が違います。その方にぴったりのまつげを提案させていただきます。はじめての方でも、気になることがあったらなんでも聞いてください」とニッコリ。高校生から60代までと、幅広い世代の女性がお店に来るそうです。
個室のようなリラックス空間と、マンツーマンならではの安心感。ビートルナチュラルで、新しい自分にアップデートしてみてはいかが?
住 所 :仙台市青葉区本町2-19-9 クリスタルパレス本町西4階
TEL :022-397-7585
営業時間:10:00〜20:00
※メニューによって最終受付時間が異なります
休 日 :日曜日 ・月曜日
H P :https://beetleakt.wixsite.com/beetle-natural
S N S :Instagram(ヘアサロン)・Instagram(アイラッシュ)
Ristorante Kishine
旬の野菜で「季節」を味わうイタリアン
扉を開けると温かな表情で出迎えてくれるのは、オーナーシェフの岸根一也(きしねかずや)さん、奥さまの吟花(ぎんか)さん。2019年6月本町にオープンし「先月で1周年を迎えることができました」と。穏やかな口調から、ご夫婦の優しさが伝わってきます。
店内は、落ち着いた雰囲気で、間接照明の柔らかな光が居心地の良さを感じます。1階はカウンター席(6席)。テーブル席のほかソファー席もある2階(計20席)は、誕生会や記念日など特別なパーティーの相談もOKです。
何といっても人気はイタリアンのコース料理。またちょっぴりのんびりしたいお昼は、Kishineランチ(飲み物付き1,800円・税込)がおすすめ。前菜・サラダ・パスタ・メインのお肉料にデザートが付くので女性に人気です。
野菜を育てることが趣味の岸根さんは「野菜を味わって、季節を感じてほしい」と話します。農家さんから直接仕入れた旬の食材を、その季節にしか出会えないオリジナルメニューに仕立てます。
今は、アルコール除菌や換気を徹底するだけでなく、光触媒フィルタを搭載した除菌脱臭機を導入。「安心して食事をしていただくために、対策を重ねています」と。岸根さんがつくる「優しいイタリンアン」を、大切な人と味わってみてはいかがですか。
住 所 :仙台市青葉区本町2-8-31
TEL :022-398-6653
営業時間:
月~金 Lunch 11:30~14:00 Cafe 14:00~16:00 Dinner 18:00~21:00
土曜日 Cafe 14:00~16:00 Dinner 18:00~21:00
休 日 :日曜・祝日
H P :https://www.ristorante-kishine.com/
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cafe Kiitos by Gomotto-Kitchen(カフェキートス バイ ゴモットキッチン)
ぬくもりたっぷりの喫茶店
cafeの看板と、窓からこぼれる温かな光。扉を開けると出迎えてくれる「いらっしゃいませ」の穏やかな声の主は、マスターの外山朗(とやまあきら)さんと、奥さまの由美子さん。2017年3月にオープンし「この3月で4年目に入ったばかりです」と。実は前オーナーから「キートス」を受け継いでのスタートで、キートスそのものは5年目になるそうです。
木町通にある「クロワッサンの店」が手掛けた意匠は、真っ白な漆喰や岩肌を連想させる壁面を配置した、ナチュラルな雰囲気。カウンターと小さなテーブル席が4つで、コンパクトなのに、ゆったりとした居心地の良さを感じます。席に着くと「お白湯にしますか? お水にしますか?」と。「白湯」の言葉に、客を思いやるご夫婦の優しさが伝わってくるようです。
お昼ちょっと前から始まる、人気の20食限定日替わりランチ(飲み物付き¥900・税込)は、滋味あふれる家庭の味。小さな品書に描かれたメニューは実にシンプルで、サイフォンで淹れたコーヒーと紅茶にソフトドリンク。ハートランドビールは、お客さんの希望で追加したとのこと。ランチ以外の食べ物も、キートスチーズケーキにパンケーキ、そして大学いも(ティータイム限定)のみ。ランチを過ぎれば休憩をとる店が多い本町で、夕方までお茶ができるお店は貴重です。「低電磁波の赤外線調理器でじっくり炊いたご飯は、お客さまに好評です。土曜や日曜には、お料理教室や映画観賞会、ミニコンサートなども不定期で開催しますので、興味があればご参加ください」と外山さん。
昔の喫茶店のように、ペーパーバック片手に立ち寄りたい「キートス」。本町の隠れ家を探してみてはいかが。
住 所 :仙台市青葉区本町2‐17‐3花泉ビル1F
TEL :022-797-6116
営業時間:10:00~18:30
休 日 :土曜・日曜・祝日
酒肆 番
濁り酒の魅力を本町から
日本では、2店しかないと言われている濁り酒の専門店。実は、ここ本町にお店をかまえる「酒肆 番(しゅし ばん)」がその1つです。
「店内は、ほぼゼロから自分で改装しました」と話すのは、店長の岩村翔さん。木材と照明の温かみが居心地の良さを感じます。
「お酒そのものの旨みをダイレクトに楽しめるのが、濁り酒の魅力だと思います。もっと皆さんに知っていただきたいですね」と熱く話します。品揃えは、県内外のものを揃えて約30種類。季節によって種類が変わります。全国から取寄せて試飲をし、厳選したお酒だけが店内に並びます。一般の日本酒よりも、個性的な味わいが多い濁り酒ですが、知識がなくても、好みに合わせたお酒をすすめてくれるので安心です。
また酒肆 番は、濁り酒だけはなくランチも人気なんです。メニューは一種類、豚汁定食のみ(税込780円)。寒さが厳しいこの時期にぴったりです。無くなり次第終了なので、早めに行くことをおすすめ♪
また『東洋医学で学ぶ日本酒の会』を2ヵ月に1回開催しています。誰でも気軽に参加できて、健康的にお酒や食事を楽しむ秘訣を学べるイベントです。
岩村さんの、濁り酒への深い愛情と、店内のまったりとした雰囲気を感じながら、お酒の楽しみ方の幅を広げてみませんか?
食彩酒房 哲舟
宮城の素材に惚れ込んで
本町にお店を構えて10年の「食彩酒房 哲舟」。店主の大島哲也さんは、栃木県出身です。縁もゆかりもなかったという仙台ですが、海と山どちらも身近にする宮城県の土地柄や、魚の新鮮さや食材の良さに感激して移住しました。
「旬のものを、その時期に提供する事を大切にしています」。その日に仕入れた季節の食材で品書きが変わります。夏の盛りのこの時期、イチオシは、アナゴやアジのなめろう・カツオ・ホヤだそうです。その他にも、唐揚げやアジフライなど、メニューが豊富なのもうれしいもの。
わさび醤油で和風な味付けの「生うにパスタ」は、うにがたっぷり乗っていて、満足度120%! もう一つ、常連さんのイチオシは「卵かけごはん」。こちらは県内産の食材ではないのですが、神奈川県相模原の卵『鳳凰卵』を2つも使った贅沢な一品。塩気の効いたすじこと合わせて食べるのが哲舟スタイルです。
席は小上がりとカウンターを合わせて30席。宴会でも、一人でも利用できる気軽な雰囲気はありがたいですね。
地元で採れた旬の食材を味わいに、足を運んでみてはいかがでしょうか?
住 所 :仙台市青葉区本町2-19-9 クリスタルパレス本町ビル西1B
TEL :022-721-0557
営業時間:17:00~24:00
休 日 :不定休
H P :http://www.tesshu.jp
居酒屋 翔
みんなが友達。自然と人が集まる場所
入り口や店内に、笑顔のお客さんとの写真がたくさん飾られている「居酒屋 翔」。のれんをくぐると、親方の庄司菊雄さんが親しげに迎えてくれます。「海と魚、そして人が大好きです。誰でも気軽に来られて、誰とでも仲良くなれる場所です」と話してくれました。
ここでは料理やお酒を楽しむのはもちろん、だれでも気軽に参加できる、さまざまなイベントを開催し、お客さんと交流できる場づくりに心を配ります。例えば、日本酒5種類を飲み比べる「利き酒会」。年に10回おこなっている「釣り会」もあります。
大の釣り好きだという庄司さん。その日に釣った魚を料理するので、メニューもさまざま。鮮度バツグンの魚料理から、定番のおつまみまで勢揃いします。
なかでも親方イチオシは、毎週火曜日に個数限定で提供するお寿司。もともと寿司職人だった庄司さんが、ひとつひとつ丁寧に握ります。ネタは5種類で、そのうち2種類はその日の仕入れによって変わります。また、夏のこの時期は「茶そばサラダ」が女性にとても人気なのだとか。お酒は宮城県の日本酒10種類を中心に、焼酎などが揃っています。月のおすすめとして、県外の日本酒も1種類紹介しています。テーブル、カウンター、座席を合わせて25席。
ちなみに「居酒屋 翔」の店名は、親方が釣りで使っていた船の名前からとったそうですよ♪
住 所 :仙台市青葉区本町2丁目14-26 保坂ビルB1
TEL :022-222-8817
営業時間:17:00~23:00
休 日 :日曜・祝祭日
H P :https://www.izakaya-syou.com
利久 本町店
牛たんから海鮮まで。宮城の“美味しい“なら「利久」へ
本町二丁目に店を構え、19年目を迎えた「利久 本町店」。仙台で牛たんといえば「利久」といわれるほどの人気店で、牛たん焼きはもちろん、シチューやハンバーグなど、牛たん料理を存分に味わえます。
最近のことですが、海に近い仙台の地の利を生かし、「利久水産部」を立ち上げたそうです。毎朝、市場で目利きした鮮度抜群の魚介類を仕入れ、魚介刺盛りなどの一品料理が豊富に揃っています。旬の海鮮料理や、肉も魚もという方々にはたまらないラインナップです。
ところで、美味しい食事には旨いお酒が恋しくなるもの。本町店では、厳選された地酒をはじめ、焼酎やウイスキーがずらりと並びます。日本酒に詳しいスタッフもいるので、声を掛ければ、注文した料理にぴったりのお酒を教えてくれます。
テーブルとカウンター、全45席が準備され、大人数の宴会でも一人飲みでも楽しみ方は自在に。宮城の“美味しい”がたっぷり味わえる、太鼓判のお店です。
江陽グランドホテルのすぐ近く、広瀬通から一歩入った穴場のお店なので、ぜひ足を運んでみては。ちなみに、焼き手の腕前が評判のお店ですよ(^^♪
写真は、夜の部牛たん定食です。
住 所 :〒980-0014 仙台市青葉区本町2-6-13
TEL :022-712-3567
営業時間:11:30~15:00(lo.14:30)・17:00~23:00(lo.22:30)
※土日は11:00オープン
休 日 :年始(1月1日)
H P :https://www.rikyu-gyutan.co.jp
LINE @ :https://page.line.me/hyk1275g
手打ち蕎麦 山がた
蕎麦屋で“粋”なオトナ呑み
蕎麦前でお酒を楽しみ、〆にそばをいただく。ここ本町の「手打ち蕎麦 山がた」では、本格的な江戸蕎麦を味わうことができます。店内は暖かみのある木造で、天井は打ち抜きで高くゆったりとしたとても落ち着く空間。
「若い方々にも、そばとお酒を嗜む大人の粋をもっと知ってほしいですね」と話すのは店主の山形さん。毎朝手打ちするそばは、しっかりしたコシと喉ごしが絶妙な二八蕎麦。そば粉は山形県産の「でわかおり」を中心に、東北産にこだわっています。メニューは「ざるそば」や「かけそば」とシンプルなものから「山がた」オリジナルのものまで数種類。人気の「焼き味噌」をはじめ、一品料理も充実しています。お酒は、宮城の地酒や各種焼酎などおそばに合う品揃え。焼酎をそば湯割りにして飲むのも、そば屋さんならではの楽しみ方です。
「粋なひとときを美味しいおそばで」佳い時間が過ぎていきます。
住 所 :仙台市青葉区本町2-17-3 花泉ビル1F
TEL :022-397-9578
営業時間:11:30〜15:00(L.O.14:30)・ 17:00〜20:30(L.O.20:00)(祝日はお昼の部のみ)
休 日 :日曜日・第3月曜日
H P :http://soba-yamagata.com/
S N S :Instagram Facebook
嘉肴萬菜 ○いけ
とことんこだわる日本酒専門の居酒屋
入り口に筆文字で「○いけ(まるいけ)」と、大きく書かれた看板。ドアを開けると、店内までの通路に日本酒の瓶がずらりと並びます。ここは日本酒専門の居酒屋です。
「日本酒は常に100種類以上を用意しています」と話すのは、店長の宮本光貴さん。その年のお酒の出来具合などの情報を得るために、宮城県内はもとより県外の蔵元まで足を運んでいるそうです。また、酒蔵とコラボしたまるいけオリジナルの日本酒もイチオシ。「その土地によって、お酒の味わいが全く違うのが面白いですね」と。銘柄だけでなく、燗のつけ具合を変えて飲み比べをするなど、さまざまな楽しみ方ができるのも一興です。お店のこだわりは料理にもあります。焼き味噌やなめろうなど、お酒に合うメニューがずらり。なかでもおすすめは手作り餃子。少々濃いめに味付けしたタネを、ひとつひとつ丁寧に包んで焼き上げます。ボリューム満点で食べごたえも抜群。「日本酒ビギナーから通まで、いろいろな方々に足を運んでほしいですね」と宮本さんは話します。席数は36席、宴会や貸切も可能です。皆さんも仕事帰りに、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
住 所 :仙台市青葉区本町2-16-15 ツルミヤ本町ビル B1
TEL :022-395-7562
営業時間:17:00〜24:00
休 日 :不定休
H P :https://maruike-sendai.gorp.jp
ブログ :https://ameblo.jp/maruike7562/
morc(モーク)
肩肘張らないゆったり空間
白い看板に植物で型取りされた『morc(モーク)』という文字。ここは、ご夫婦で切り盛りしている隠れ家のようなカフェです。白を基調にした清潔感あふれる店内では、温かみのある照明とナチュラルな空気感を演出する植物が穏やかにマッチングしています。思い切って板を取り払いしつらえられた天井は、開放感のある印象に。
『ここの内装は、すべて私たちでつくり上げました』と話すのは、ご主人の大石利光さん。苔やサボテンなどの植物が好きで、店内に飾られている植物もすべて丁寧に育てているそうです。メニューは抹茶ラテやほうじ茶ラテなど、和をベースにしたドリンクや、季節感を楽しめるスイーツがあります。「器にもこだわっています。お客さまが写真をSNSに投稿してくださって、それをきっかけに新たなお客さまが来てくれます」と話してくれたのは、奥さまの奈穂さん。もともとパン屋さんでお仕事をして、お菓子づくりが好きだったことでお店のメニューはすべて担当しています。また、手づくりクッキーのほかに、作家さんの陶器やアクセサリーなども販売。さらにドリンクや焼き菓子のテイクアウトもOK。店内にはさまざまな種類の本もあり、自由に手に取って読むことができるとか。
肩肘張らずリラックスできるので、友人と会話を楽しんだり、1人で読書をしたりするのにぴったりな空間です。
忙しい毎日の息抜きに、ふらっと足を運んで良質な時間を満喫してみては。